洋子が 画紙に向かうときの想いは「見る人が幸せになる絵を描きたい」。
描かれた 洋子の“想い"は、そこに居る人とつながり、元気が湧いて“生きるうれしさ"が
あふれ出る。人を優しく包み込むように空間を彩ることから、病院のロビーや緩和ケア病棟、介護施設などで、患者さんや施設を利用する方々、従事する皆さんを和ませている。
また、保育園や幼稚園などでも子供たちの心を明るく育む絵として据えられるなど、各地で皆さんと生きる喜びを分かち合っている。
2005年に癌を患い、2017年に亡くなるまでの12年の間も“世の平安"と“人々の幸せ"を願って描き続け、描いた絵は自身をも励ました。
絵に添えられた短い文章は 自然や生命、人への慈しみにあふれる。
【刊行物】
月刊誌「教育音楽(音楽之友社)」の表紙絵を2005年4月から8年間担当
日経BP社「エイジングフォーラム冊子」の挿絵ほか
【装 飾】
兵庫県立粒子線医療センター付属神戸陽子線センター、国立病院機構京都医療センターのロビーや緩和ケア病棟各病室、大阪保健医療大学ほか、健老介護施設、幼稚園・保育園、重度障がい者施設など
【個 展】
過去10回、神戸市内画廊にて「ひがしのようこ絵画展」を開催。
2004年以降は神戸元町の画廊トアギャラリーを拠点に開催(下記)
2004年 10/30(土)~ 11/4(木) / 2005年 9/17(土)~ 9/22(木) / 2010年 6/5(土)~ 6/10(木) / 2011年 6/4(土)~ 6/9(木)
- 2011年6月 ひがしのようこ絵画展から -
大好きなものを描き続けています。森、みず色の空、海、川、花たち、妖精たちや歌う人々・・そして、それを つつみこむ“光"を描きました。
眺めていますと、ほーっとして元気になってきます。ご覧いただければ幸いです。
【著 書(美術絵本)】
「あなたに見せたい美しいもの」 出版:ブックエンド、 印刷・製本:日本写真印刷
【 賞 】
2006年 兵庫県芸術文化功労賞
ダウン症など知的に障害のある若い友人たちと「皆で楽しい人生を作ろう」と、1982年 楽団あぶあぶあを結成、その10年後にミュージカルチームLOVEを結成し、創作音楽・舞台活動を始めた。以来“音楽ボランティア"として30年以上にわたってコンサート活動を行い、メンバーやスタッフ仲間と共に人生を楽しんで来た。国内外で行った公演は200回を超え、延べ15万人の観客が彼らと共に出会いの喜びを分かち合った。客席とステージが一つになって織りなす“心のハーモニー"や、メンバーと世界中の人たちとの“嬉しい出会い"は、洋子のこの上ない喜びだった。
ボランティアを受ける側であったメンバーが、仲間と生きがいをもって 人々に喜びと感動を与え、音楽ボランティアとして長年社会活動を展開。先駆的な役割を果たした。
【著 書】
「あぶあぶあからの風」 出版:築地書館
【記録映画】
「あぶあぶあの奇跡」 制作:アズマックス 監督:船津 一
(※DVDも販売されています、弊社にお問い合わせ下さい)
【 賞 】
1987年 神戸市市民福祉顕彰
1991年 産経市民の社会福祉賞
2010年 兵庫県社会賞